副業を始めたのに最初の一円が遠すぎて、心だけ先に折れかけた夜の話
副業って聞くと、なんかちょっと夢ある響きがあるやん。
会社の給料以外に収入が入る。
自分の力で稼げるようになる。
うまくいけば会社に依存せんでよくなる。
借金返済も早まるかもしれんし、生活も楽になるかもしれん。
そういう話を見聞きすると、
「ワシも何か始めんといけんかもしれん」
って思うんよね。
ほんで実際に始めてみる。
ブログ作ってみたり、
クラウドソーシング登録してみたり、
案件探してみたり、
SNS動かしてみたり、
本読んだり、動画見たり、
“稼ぐ方法”を必死に調べたりする。
その瞬間は、ちょっと前向きなんよ。
「よし、ここから変えていこう」
「今は苦しくても、そのうち副業で少しは楽になるかもしれん」
って。
でもな。
現実はそんなに甘くない。
始めたからって、すぐ金になるわけじゃない。
むしろ最初のうちは、
一円も入らん時間がひたすら続く。
これがほんまにきつい。
作業はしちょる。
時間も使っちょる。
眠い目こすって夜に頑張っちょる。
でも通帳もアプリも、びっくりするほど数字が動かん。
何も変わらんのよ。
そのうち頭の中でいろんな声がし始める。
「これ意味あるんか?」
「向いちょらんのやないか?」
「こんなんやるくらいなら寝た方がよくない?」
「副業で稼ぐ人って、結局一部だけなんやない?」
「ワシには無理なんやない?」
ほんで一番きついのは、
まだ何も始まっちょらんのに、心だけが先に折れかけることなんよね。
今回はそんな、
副業を始めたのに最初の一円が遠すぎて、地味にしんどかった時期の話
を山口弁まじりで書いていく。
たぶん今ちょうど何か始めた人とか、
これから副業やろうと思っちょる人には、
かなりリアルに刺さると思う。
1. 副業を始めた日は、人生が少し動き出した気がするんよ
最初に副業を始めた日って、けっこう特別なんよね。
大げさかもしれんけど、
「このままじゃダメや」
って思って、なんとか現状変えたくて、一歩踏み出した日やけえ。
会社の給料だけじゃ不安。
借金や支払いもある。
将来もなんか怖い。
このまま年だけ取っていって大丈夫なんか。
そういう焦りが積もって、ようやく
「何かやらんと」
ってなる。
実際、始めるまでがいちばん長かったりする。
どんな副業がええんか調べて、
怪しいもん避けて、
自分にできそうなもん探して、
登録して、
初期設定して、
必要ならアカウント作って、
プロフィール書いて、
勉強して。
ここまででもうまあまあ疲れる。
でも、その疲れとは別に、
ちょっとだけ希望もあるんよ。
「今はまだゼロでも、積み上げればなんとかなるかもしれん」
「この作業が、将来の収入につながるかもしれん」
「会社だけに頼らん道ができるかもしれん」
この“かもしれん”が、当時のワシにはかなりでかかった。
だって社畜やっちょると、毎日がほぼ固定やん。
朝起きて、働いて、帰って、疲れて寝る。
次の日も同じ。
ちょっと金が増える見込みもなければ、劇的に環境が変わる気配もない。
そんな中で副業を始めるって、
小さくても未来に向けて石投げる感じなんよね。
まだ結果はない。
収益もない。
でも“自分で何かを変えようとしてる感覚”がある。
これは本当に大きい。
たぶん副業って、最初の最初は金より先に、
希望を買ってるところがあるんよ。
今まで受け身やった人生に対して、
「こっちから動いてやる」
って感覚がある。
しかも会社の仕事と違って、
誰かに命令されたわけじゃない。
自分で決めて始めたことやけえ、
最初はなんかちょっと誇らしいまである。
でも、その希望があるからこそ、
現実との落差もまたきついんよね。
始めた瞬間は、
「数日後には何か変わるかも」
くらいの気持ちになる。
いや実際はそこまで甘く考えちょらんつもりでも、
心のどっかでは期待しちょる。
でも副業って、思った以上に静かなんよ。
始めても、世界は何も変わらん。
誰も褒めてくれん。
金も入らん。
通知も鳴らん。
結果も出ん。
ここからが本番やったんよね。
2. 最初の一円が遠すぎると、人は作業より先に自信を失う
副業でいちばんしんどい時期って、
たぶん「まだ全然稼げてない時期」なんよ。
月一万円の壁とか、月五万円の壁とか、そういう話もあるけど、
その前にもっとでかい壁がある。
ゼロから一。
ここがほんまに遠い。
一円でも入れば違うんよ。
金額は小さくても、
「お、これ本当に金になるんや」
って実感が出るけえ。
でもその一円がないうちは、
全部がただの作業に見えてくる。
ブログ書いた。
でもアクセスほぼない。
案件に応募した。
でも返事こん。
SNS投稿した。
でも反応ない。
勉強した。
でも結果につながらん。
この状態、地味にメンタル削るんよね。
たとえば会社の仕事なら、やったぶん何か返ってくるやん。
給料は毎月入るし、少なくとも“労働した対価”はある。
でも副業の最初期って、それがない。
時間使った。
疲れた。
寝不足になった。
でも金ゼロ。
これ、冷静に見るとかなり不安になる。
しかも周りはわりと簡単そうに見えるんよ。
SNSやYouTube見たら、
「副業で月10万達成!」
「未経験から3ヶ月で収益化!」
「ブログ初収益出ました!」
みたいなんがゴロゴロ流れてくる。
いやいや、こっちはまだ一円もないんやが?
ってなる。
もちろん、ああいう人たちにも見えん苦労はあるんやろうけど、
結果だけ見える側からしたら、かなり焦る。
「自分だけ遅いんやないか」
「やり方が間違っちょるんやないか」
「向いてないんやないか」
って。
ほんで厄介なのが、最初の一円が遠い時期って、
作業の正しさを自分で信じるしかないんよね。
誰も保証してくれん。
会社みたいに上司もおらん。
このまま続けたら本当に実るのか、誰もわからん。
それでも夜にパソコン開いて、スマホ触って、少しずつ進める。
でもゼロが続くと、だんだん
「これ、何しよるんやろ……」
ってなる。
作業量より、結果より先に、
自分への信頼が削れていくんよ。
ワシはこれ、かなりきつかった。
副業って、能力とか知識も大事なんやけど、
最初の一円が出るまでの期間は、ほぼメンタル勝負なんやないかって思う。
そのくらい、結果の出ない時間って重たい。
3. 一円も入らん夜は、努力じゃなく“無力感”だけが残ることがある
副業始めたばっかの頃の夜って、ほんま独特なんよ。
昼は会社で働いて、
帰って飯食って、
風呂入って、
眠いの我慢してパソコン開く。
スマホで調べて、メモして、書いて、応募して、修正して。
気づいたら日付変わる手前とか、普通にある。
その時間だけ見たら、
よう頑張っちょるんよ。
ちゃんと行動しちょる。
昨日の自分より前には進んじょる。
でも金は入らん。
すると何が起こるか。
努力した満足感より先に、
無力感が残ることがあるんよね。
「今日も何も変わらんかったな」
「ワシの作業、ほんまに意味あるんかな」
「こんだけ時間使って、何も数字動かんのやばくない?」
って。
しかも副業のつらいところって、誰にも見えにくいことなんよ。
会社の仕事なら、少なくとも勤務時間中は“働いちょる感”がある。
でも副業は、家で一人でやること多いじゃろ。
誰にも気づかれんし、褒められもせん。
結果もまだ出ん。
だから余計に、報われん感覚が強い。
夜中に画面見ながら、
「何者にもなれてないなぁ」
って思うこともある。
会社でも別に突出してない。
副業でもまだ稼げてない。
将来に向けて頑張っちょるつもりなのに、現実の数字はゼロ。
この感じ、地味やけどかなり刺さるんよ。
ほんで、そういう夜に限っていらんこと考える。
「自分は中途半端なんやないか」
「継続できるタイプじゃないんやないか」
「成功する人って、もっと頭いいか行動力ある人なんやろうな」
「ワシがやっても、結局無駄なんかもしれん」
もうね、深夜の自分はほんま信用したらいけんのよ。
でも疲れちょると、そのネガティブがやたら本物っぽく聞こえる。
最初の一円がない時期って、
現実としては“まだ結果が出てないだけ”なんやけど、
心の中では“自分には価値がない”みたいな話にすり替わりやすい。
ここが怖い。
副業で稼げてないだけなのに、
人生全体が否定されたみたいな気分になることがあるんよね。
でも、今振り返るとわかる。
あの時のワシに足りんかったんは、
才能とか覚悟とかやなくて、
ゼロの時期はこんなもんって知識やったんやと思う。
最初の一円が遠いのは、珍しいことじゃない。
むしろ普通なんよ。
でもその“普通”を知らんと、
人はすぐ自分のせいにしてしまう。
4. それでも続けた人だけが、ようやく“最初の一円”に触れるんよ
きついことばっか書いたけど、
じゃあ結局どうなんかって話よね。
副業で最初の一円が遠いのは事実。
めちゃくちゃ遠く感じるし、
途中で嫌になるし、
「もうやめようかな」って何回も思う。
でもな。
それでも続けた人だけが、
ほんまにその一円に触れるんよ。
当たり前っちゃ当たり前なんやけど、
これが真理なんよね。
副業って、始める人は多い。
でも結果出る前に消える人も多い。
なんでかって言ったら、才能がないからじゃなくて、
結果が出る前の静かな期間に耐えられんからやと思う。
華やかじゃないんよ。
急に爆発せん。
最初は反応もない。
数字も動かん。
誰にも気づかれん。
その中で、地味に続けるしかない。
ワシも正直、途中で何回もやめかけた。
「今日はええか」
「明日からまたやろう」
「今週忙しいし」
って、サボる言い訳なんかいくらでも出てくる。
でも本当に怖いのは、
一日休むことじゃないんよ。
そのまま“やらん生活”に戻ることなんよね。
副業前の生活って、ある意味ラクなんよ。
会社終わったら休める。
しんどいけど、これ以上脳を使わんでええ。
でもそのラクさに戻ると、現実もまた元通りになる。
給料だけに頼る生活。
不安もそのまま。
将来の選択肢も増えん。
借金や支払いの圧も変わらん。
それが嫌やったけえ、ワシはまたパソコン開いたんよ。
ほんである時、本当に小さい金額でも収益が出る。
数円かもしれん。
数十円かもしれん。
数百円かもしれん。
でもその時の感覚って、金額以上なんよ。
「あ、ほんまにゼロじゃなくなった」
「これ、ちゃんと積み上げた先にあるやつなんや」
って。
最初の一円って、単なる一円じゃない。
自分の時間と行動が、
初めて“お金に変わった証拠”なんよね。
もちろん、その先も簡単じゃない。
一円出たからって安定せんし、
また止まることもある。
でもゼロと一は全然違う。
だからこそ思う。
あの時いちばん大事やったんは、
才能より、
完璧な戦略より、
ゼロの期間にやめんことやった。
副業って、わりとそこが分かれ道なんかもしれんね。
5. まとめ|最初の一円が遠いのは、あなただけがダメだからじゃない
副業を始めたのに、最初の一円が遠い。
頑張っちょるつもりなのに、結果が出ん。
時間だけ使って、何も変わらん気がする。
そのうち、作業より先に心が折れそうになる。
これ、ほんまにあるんよ。
でもまず言いたい。
それは、あなただけがおかしいわけじゃない。
むしろ副業の最初って、たいていそんなもんなんよ。
みんな表では結果だけ見せるけど、
その裏には“何も起きん時間”がだいたいある。
問題は、その何も起きん時間が、
想像以上にしんどいことなんよね。
誰にも褒められん。
数字も動かん。
成果も見えん。
でも眠い中で作業して、
次の日も仕事行って、
また夜に少しだけ進める。
これ、かなりえらいことなんよ。
副業って、稼げるようになった後の話はよう見かける。
でも本当にしんどいのは、
“まだ何者でもない時期”なんよね。
最初の一円がない時期って、
収益だけじゃなくて、
自分の可能性まで疑ってしまいやすい。
でもそこで覚えちょいてほしいんは、
ゼロが続いちょる=無意味、ではないってこと。
見えんだけで、
積み上がっちょるもんはある。
書く力かもしれん。
調べる力かもしれん。
継続する筋肉かもしれん。
失敗から修正する感覚かもしれん。
数字に出るのが遅いだけで、
完全な無駄ではないんよ。
もちろん、方向転換した方がええこともある。
やり方見直した方がええこともある。
でも少なくとも、
“最初の一円が遠い”だけで自分を否定せんでほしい。
副業の最初って、
華々しいスタートじゃなくて、
だいたい静かで、地味で、しんどい。
それでもそこでやめんかった人だけが、
あとから「あの時のゼロ期間があったけえ今がある」
って言えるようになるんやと思う。
ワシもまだまだ道半ばやけど、
それでも言える。
最初の一円は確かに遠い。
でも遠いからこそ、
触れた時の重みがある。
そしてその一円は、
ただの一円じゃない。
「自分にもできるかもしれん」
って思える、最初の証拠なんよ。
じゃけえ今、
結果が出んくてしんどい人がおるなら、
まずはこう言いたい。
心が先に折れかけるの、めちゃくちゃ普通です。
でもその中で、今日もちょっとでもやったなら、
それはちゃんと前に進んじょる。
副業のスタートって、
キラキラしちょらん。
むしろ泥くさい。
でも、そこを通らんと次は見えん。
最初の一円が遠い夜ほど、
たぶんいちばん大事な時期なんよね。